タバコによる加齢臭への影響とは?禁煙で対策になるのか

タバコの健康被害が声高に叫ばれる昨今、喫煙者の方は肩身の狭い思いをすることも多くなりました。
そんな喫煙者の方には申し訳ないのですが、実は加齢臭も喫煙と深い関係があるそうです。
一見すれば関係ないように見えるかもしれませんが、深いところで関係をしていますので紹介しておきます。

・喫煙と加齢臭にはどんな関係があるの?

結論からお伝えしておきますと、タバコそのものが加齢臭に関係していることはありません。
しかし、間接的に関わっていることになるので、詳しく見ていきましょう。
そもそも加齢臭とは皮脂が酸化した物質である過酸化脂質にパルミトレイン酸という脂肪酸が化合することで発生する臭いのことです。
ノネナールという臭い物質が原因になるのですが、実はこの物質そのものはあまり臭くないという話があります。
そこに汗やタバコの煙など生活臭が混ざることで悪臭となってしまうそうです。
喫煙者の場合、身体を酸化させる原因である活性酸素を体内で多く作り出してしまいます。
この活性酸素が増えるほど、加齢臭の原因となる過酸化脂質が生成されやすくなると考えてください。

・禁煙すれば加齢臭はなくなるの?

先述したように、タバコを吸うことで加齢臭が発生しやすくなる仕組みがあるので、禁煙することである程度は緩和されると考えて良いでしょう。
ただし、禁煙をした当日や翌日から効果が出ることはありません。
最低でも禁煙してから3ヶ月は時間がかかると考えておくべきです。
タバコを吸っている間に摂取した成分は血液中にも溶けるものであり、それがまるごと入れ替わるのは3ヶ月程度の時間がかかってしまいます。
ですので、すぐにすぐ禁煙したからといって加齢臭がなくなることはないのです。
また、飽くまでもタバコというのは間接的な要因でしかありませんので、根本的な解決にはならないことも覚えておきましょう。

・タバコの臭いと体臭を減らすにはどうすればいい?

最も簡単な方法としては禁煙することですが、なかなかそれも難しいですよね。
最近でこそ禁煙外来などで対処をしてくれますが、それでも上手くいくとは限らないでしょう。
そこで一気に禁煙をするのではなく、少しずつ減らすように努力していくことが大切です。
タバコの臭いと体臭を減らすには、ともかく入浴時にしっかりと対処することが大切でしょう。
タバコの臭いは落ちにくいのですが、口臭をとるマウスウォッシュを利用するなどで効果を得ることができるはずです。
なかなかタバコをやめられないかもしれませんが、努力するだけの価値があります。